問題
ワインの「還元」とはどんな状態?
回答
B. 酸素不足の状態
解説
正解は 「B. 酸素不足の状態」
「還元」は「酸化」の反対。 酸素が少ない環境で 硫化水素が発生する。
タマゴやマッチのような 不快な臭いが特徴。
デキャンタやスワリングで 空気に触れさせると 解消することが多い。
「開けたて臭い」は 実は待てば直るかもしれません!
深掘り
SO2はワイン中で 酸素を先に吸収する 「クッション役」。 SO2が少ないと 低酸素状態になりやすく 硫化水素(H2S)が残る。 (AWRI「Revisiting sulfur dioxide use」より)
還元臭の正体は 複数の硫黄化合物。 H2Sは「タマゴ」、 メチルメルカプタンは 「腐ったキャベツ」、 ジメチルスルフィドは 「ニンニク」の匂い。 化合物ごとに対処が異なる。 (AWRI「Wine faults - Reductive」より)
H2Sなら銅と反応して 消える(銅貨を浸す裏技)。 しかしメルカプタン系は 銅では消えない。
ステンレスタンク醸造や スクリューキャップは コルクより酸素透過が少なく 還元が起きやすい環境。
開けて「還元かも」と思ったら まず30分待つ。 それでも消えなければ デキャンタで一気に空気接触。 プロのレストランでも 使われる定石です!
参考元: awri.com.au https://www.awri.com.au/industry_support/winemaking_resources/fining-stabilities/microbiological/avoidance/sulfur_dioxide/