問題

「シュール・リー」とはどんな技法?

回答

B. 澱の上で熟成する

解説

正解は 「B. 澱の上で熟成する」

フランス語で 「sur lie」=「澱の上」。

発酵後に澱を引かず、 そのまま熟成させる技法。

澱から旨味成分が ワインに移り、 厚みと複雑味が加わる。

ミュスカデが有名だが、 ブルゴーニュの白や シャンパーニュでも広く使われる。

バトナージュとの組み合わせで さらにリッチになります!

深掘り

発酵後のワインを 澱(酵母の死骸)と一緒に 一定期間寝かせる技法。

バトナージュ(攪拌)を する場合としない場合がある。 攪拌しない場合は より穏やかに澱の成分が ワインに溶け込む。

ロワールのミュスカデが 最も有名なシュール・リーで、 最低5ヶ月間澱と接触させる 規定がある。

シャンパーニュも実は 長期のシュール・リー。 瓶内二次発酵後の澱と 15ヶ月以上(NV)、 36ヶ月以上(ヴィンテージ) 接触させる。

澱から放出される 自己分解産物が シャンパーニュのブリオッシュ香や クリーミーな質感を生む。

日本酒の「おりがらみ」も 同じ発想の技法。

澱は「不要物」ではなく ワインに深みを与える 重要な素材です!

参考元: oiv.int https://www.oiv.int/standards/international-code-of-oenological-practices