問題

19世紀にヨーロッパのブドウ畑を壊滅させた害虫は?

回答

B. フィロキセラ

解説

正解は 「B. フィロキセラ」

正式には Daktulosphaira vitifoliae。 ブドウの根に寄生する 微小なアブラムシ。

1860年代に 北米から持ち込まれ、 フランスだけでも 約250万haの畑が壊滅。

救ったのは アメリカ系台木への接ぎ木。 今も世界中のブドウのほとんどが 接ぎ木で育てられている。

「自根」のワインが稀少なのは、 この歴史があるからです!

深掘り

フィロキセラは 北米原産のブドウネアブラムシ。

1860年代にヨーロッパに渡り フランスを皮切りに ほぼ全土のブドウ畑を壊滅させた。

ヨーロッパ種(ヴィティス・ヴィニフェラ)の 根はフィロキセラに対して 全く耐性がない。

解決策はアメリカ種の台木に ヨーロッパ種を接ぎ木すること。 現在も世界中のブドウ畑で この方法が標準。

例外的に砂質土壌では フィロキセラが生存しにくく、 自根(接ぎ木なし)の 古木が残っている畑もある。

チリは地理的隔離により フィロキセラの被害を 受けていない稀有な産地。

フィロキセラ以前の 自根ワインは 「プレフィロキセラ」と呼ばれ 希少な存在です!

参考元: oiv.int https://www.oiv.int/standards/international-code-of-oenological-practices