問題

ブドウ畑の霜害対策で、スプリンクラーで水をまく理由は?

回答

B. 氷で覆い芽の内部を0度に保つため

解説

正解は 「B. 氷で覆い芽の内部を 0度に保つため」

水は凍るとき 潜熱を放出する。

この熱で芽の表面温度が 0℃付近に保たれ、 致命的な氷点下から守られる。

氷の殻が断熱材になり、 外気が−5℃まで下がっても 芽は生き延びる。

「凍らせて守る」という 逆転の発想。 自然の物理法則を味方にした 農家の知恵です!

深掘り

スプリンクラーの原理は 「凝固熱」の利用。

水が氷に変わるとき 1gあたり約80calの熱を放出。 この熱がブドウの芽を 0℃付近に保つ。

ただし大量の水が必要で、 1haあたり毎時 30〜40m³消費する。

他の防霜対策としては 「ブジー」と呼ばれる 畑でキャンドルを焚く方法。 シャブリやブルゴーニュで有名。

2021年のフランスは 記録的な霜害で 収穫量が約30%減少。

気候変動で春霜のリスクは むしろ高まっている現実です!

参考元: extension.psu.edu https://extension.psu.edu/understanding-and-preventing-spring-frost-and-freeze-damage-to-grapes/